このアプローチでは、無傷の神経系で化合物の効果を評価することができる。 出生後の脳の3D構造と細胞間相互作用をそのまま維持することで、このシステムはin vivoモデルに最も近い。
LPS刺激後のマウス海馬スライスによるサイトカイン放出の経時的変化。 データは各群の平均値(各群n=6)を並べたドットブロットで表示。
平均値±SEM。
二元配置分散分析(Two-way ANOVA)後、Bonferroniの多重比較ポストホック検定でLPS群と比較。
p<0.05、***p<0.01、***p<0.001。
LPS刺激24時間後に固定したマウス海馬スライスの代表画像。 アストロサイトマーカーGFAP(赤)、ミクログリアマーカーIba1(オレンジ)、神経細胞マーカーMAP2(緑)、核染色DAPI(青)を用いてスライスを免疫組織化学的に標識した。 スケールバー:200μm。