アーウィン・テストはげっ歯類の一般的な健康チェックである。
マウスを用いたアーウィン・テストでは、身体的特徴や目立ちやすさ、感覚運動反射、運動能力を経験豊富な観察者がチェックする。
身体的特徴:
- 体重
- 体温
- ウィスカーの存在
- 毛皮と目の体質
- 個々の備考(咬傷やその他の病変など)
感覚運動反射:
- ウィスカー方向反射
- 正中反射
- 耳痙攣反射
- 目の瞬き反射
- 瞳孔反射
運動能力:
- 垂直ポールテスト
- ワイヤーサスペンション試験
ラットのアーウィン・テストを用いて、マウスの場合と同様に身体的特徴と感覚運動反射を測定する(上記参照)。
さらに、ラットは以下のようなテストを受ける:
- 傾斜層テスト(傾斜台テスト、バランス)
- 把握反射(感覚運動反射)
- 煙突テスト(空間配向)
- クリフハンギング(筋力)
6ヶ月齢の5xFADトランスジェニックマウスの体重。 体重は男女別。 各群n = 6。 平均値+SEM。 t検定。 **p<0.01; ***p<0.001。