SAMP8マウスモデル

SAMP8/TaHsdマウスは、自然発生した近交系老化促進マウス(SAM)系統である。アミロイド前駆体タンパク質(APP)を過剰産生するマウスで、早期老化、老化、アルツハイマー病、酸化ストレスのモデルである。

老化の主要なマーカーとして、老化に関連するβ-ガラクトシダーゼ(β-Gal)活性とオートファジー関連マーカーp62(SQSTM1としても知られる)は、老化抵抗性SAMR1マウスと比較して、5ヵ月齢と9ヵ月齢のSAMP8マウスの大脳皮質で有意に増加している(図1)。

SAMP8とSAMR1

図1:5ヵ月齢と9ヵ月齢のSAMP8マウスとSAMR1マウスの大脳皮質における老化とオートファジーのマーカー。β-ガラクトシダーゼ(β-Gal)活性(A)およびp62タンパク質レベル(B)を、5ヶ月齢および9ヶ月齢のSAMP8およびSAMR1対照動物(各群n=4-8)の皮質サンプルで評価した。二元配置分散分析(Two-way ANOVA)後、ボンフェローニのポストホック検定を行った。平均値±SEM。**p<0.01; ***p<0.001。

SAMP8マウスはさらに、生後4ヶ月の時点で、文脈的恐怖条件付けテストと針金ぶら下がりテストにおいて、それぞれ学習障害と運動障害による老化に関連した悪化を示した(図2)。

図 -SAMP-CFC-WH

図2:SAMP8マウスの認知および運動障害。SAMP8マウスは、4ヶ月齢において、文脈的恐怖条件付けテストにおける学習障害(A)およびワイヤーぶら下がりテストにおける運動障害(B)について、老化抵抗性コントロールマウスである同年齢のSAMR1マウスと比較して評価した。A:足部ショックを受けてから5分間の平均凍りつき時間。B:ワイヤー掛け時間(秒)。300秒の切断時間。平均値+SEM、各群n=12、不対t検定、*p<0.05、***p<0.001。

Scantoxでは、SAMP8マウスを用いた試験デザインについて、お客様のご希望に沿ったカスタムメイドの試験デザインをご提案しており、お客様の特別なご興味にも柔軟に対応いたします。また、研究デザインに関するアドバイスやご提案もさせていただきます。

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