神経炎症は、中枢神経系に影響を及ぼす神経変性疾患やその他の疾患との闘いにおいて、成長しつつある研究分野である。
我々はすでに、4L/PS-NAマウスが内臓器官や皮質脳領域で強い炎症を示すことを明らかにしている(Schiffer et al.)
4L/PS-NAマウスの小脳は高度に障害された形態を示すことから(Schiffer et al.
その結果、18週齢の4L/PS-NAマウスの小脳では、アストロサイトーシスとミクログリオーシスが、それぞれGFAP抗体とIBA1抗体で標識した場合に強く増加していることが示された。
図1. 4L/PS-NAマウスの小脳におけるアストロサイトーシスと活性化ミクログリアの定量化。 4L/PS-NAマウスの小脳について、18週齢におけるアストロサイトーシス(GFAP;A)と活性化ミクログリア(IBA1;B)の免疫反応面積(IR)のパーセントを対照同腹子と比較して解析した。
非対T検定。
各群n = 5。
平均値+SEM。
***p<0.001。C:18週齢の4L/PS-NAマウスおよびコントロールマウスにおける小脳のGFAP、IBA1およびDAPI標識の代表的画像。4L/PS-NAマウスモデルでの研究をご希望の方は、今すぐお問い合わせください!