樹状突起スパイン解析を簡素化するために、我々の組織学チームとITチームが協力し、評価者に依存しない、偏りのない、高速で効率的な樹状突起スパインの自動定量化のためのマクロベースの画像解析を開発した。 脳切片はGolgi-Cox法で染色。
スパイン密度解析のため、63倍のオイルレンズでZスタック画像を撮影し、Zeiss ZENソフトウェアでスタックを折りたたむ。
棘はImage Pro 10ソフトウェアで実行されるマクロによって自動的に検出され、定量化される。
脊椎密度解析は、様々なヒト疾患やそのモデル動物に関連する研究に有用である:
- 筋萎縮性側索硬化症のSOD1G93Aマウスモデルにおける脊椎密度解析。
Fogartyet al.
2016. https://doi.org/10.1186/s40478-016-0347-y - 認知的に正常な加齢において、樹状突起スパインのリモデリングがアルツハイマー病の病態と遺伝的感受性を伴う。
Boros et al. https://doi.org/10.1016/j.neurobiolaging.2018.09.003 - 自閉症スペクトラム障害の近交系モデルとしてのBTBR T+ tf/Jマウスを含む、神経発達障害におけるスパインダイナミクスと回路機能の共通欠損を解析。
中井ら 2018. https://doi.org/10.3389/fnins.2018.00412
図:脊椎の認識と脊椎密度分析。 A:前頭皮質錐体細胞のゴルジコックス染色樹状突起のZスタック画像。
B: 樹状突起セグメントの長さが決定され(緑色の線)、次にスパインが同定され、自動的にカウントされた。
この画像から生成されたデータを右側に示す。ゴルジ-Cox 染色に関する研究組織の評価については、今すぐお問い合わせください!